「ごはんまだ」石川県先行映写見てきました。舞台挨拶も素敵なものでした。

「ごはんまだ」は一青妙さん原作の映画。

そう。一青窈さん姉妹と家族のお話です。

 

お母さんの出身地が石川県にある中能登町ということもあり、

石川ロケも行われ、地元である石川県で先行上映されました。

 

舞台挨拶が最後にあり、エンドロールで流れる一青窈さんが

この映画のために書き下ろした空音という曲が終わったあと。

一青窈さん妙さんはじめ、白羽監督、お母さん役の河合美智子さん、妙さん役の木南晴夏さん、窈さん役の藤本泉さんが、舞台の前に出てこられました。

 

中能登町からは団体で鑑賞にこられ、出演者のエキストラさんもいらっしゃったみたいです。

 

妙さんがお召になられたのは、亡くなられたお母さまが着られていた衣装を身につけられていました。

お母さんとともにこの石川県にこられたいとのお気持ちとのことでした。

とても素敵な里帰りだなと思いました。

 

台湾人であるお父さんも早くになくされ、窈さんが大学受験の際にお母さんをなくされたとのこと。

主題歌を窈さんが作られた思いが印象に残りました

 窈さんは姉である妙さんがお父さんに引き続き、お母さんが早くに亡くなられてその労をいたわり、母親代わりになってくれたことを感謝され、心細いときに姉が誰かに「頭をなでなで」されたことがなかった姉の頭をなでなでできるような曲に。

そして、その場にいるお客さんの頭もなでなでできるような曲にしたと。

 

とてもさわやかな笑顔でさらっとおっしゃっていた窈さん。そして隣にいた妙さん。

きっと苦労があったことでしょうが、それを微塵も感じさせない姿はとても言葉にできませんでした。

 

これは台湾、金沢、中能登を舞台にした美味しそうな台湾料理満載の映画でもありますが、家族の愛情の深さがしみ込んだ映画です。